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【処女でなくなれば生き埋め】 古代ローマ「ウェスタ巫女」の過酷な掟とは
概要
古代ローマには、国家の運命を左右すると信じられた「聖なる火」が存在していました。
その火を守る使命を担っていたのが、「ウェスタの巫女」と呼ばれる少女たちです。
彼女たちは6歳前後という幼さで選ばれ、30年ものあいだ神に仕える生活を送ります。
その間は結婚も許されず、純潔を守ることが絶対条件とされていました。
一方で、彼女たちは当時としては異例の自由と特権を持ち、財産を管理し、社会的にも高い敬意を受ける特別な存在でもありました。
しかしその地位は、あまりにも危ういものでした。
もし純潔を失ったと判断された場合、待っているのは地下での生き埋めという極めて過酷な処罰です。
たとえ確証がなくとも、疑いだけで命が脅かされることもありました。
特権と引き換えに厳格な規律を背負わされたウェスタの巫女たち。
その存在は、古代ローマにおける信仰と権力の結びつきを象徴しています。

