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グリーンランドの少女たちの体内から見つかった「奇妙な器具」―知らぬ間に進められていた出生抑制の実態
概要
2010年代後半、グリーンランドの医療現場で、女性たちの体内から「見覚えのない器具」が相次いで発見された。
それはやがて、1960年代から70年代にかけて、先住民の少女や女性に広く装着されていた子宮内避妊具であることが明らかになる。
出生率抑制を目的とした政策のもと、十分な説明や同意がないまま処置が行われていた可能性が浮かび上がった。
個々の違和感として埋もれていた記憶は、証言の連鎖によって一つの出来事として結びつき、政府による調査と謝罪へと至る。
医療と行政の判断が優先されたとき、個人の意思はどのように扱われていたのかを問いかける。

